佐賀県は25日、鳥栖市本通町の焼き鳥店「康まる」が提供した食事が原因で客の30~40代の男女3人がカンピロバクターによる食中毒になったとして、食品衛生法に基づき同店に対して25日から2日間の営業停止命令を行った。食事は「加熱用」と示されている鶏肉を使ったレバーと砂ずりの刺し身も含まれていた。3人は既に回復している。

 生活衛生課によると、3人を含む5人のグループが14日夜に同店を利用し、19日に患者の1人から「複数の者が体調不良を起こしている」との連絡を受けた鳥栖保健福祉事務所が調査して発覚した。鶏肉を使った刺し身はメニューに入っていたという。同店は24日まで3日間、営業自粛した。

 カンピロバクターは鶏などの腸管内にいる細菌で、少量でも食中毒を発生させ、熱に弱い。今年、飲食店でのカンピロバクターの食中毒は今回を含めて3件起きている。同課は「鶏肉は適切に取り扱い、十分に加熱調理する必要がある」としている。

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