聴覚障害者、情報支援者による写真コンテストで最優秀賞に輝いた砂子田智さん=佐賀市

最優秀賞に輝いた「バルーンコンダクター」

 聴覚障害者と手話などの情報支援者による、佐賀インターナショナルバルーンフェスタの第1回写真コンテストで、ボランティアで手話の支援をする福岡県の会社員砂子田智さん(35)の『バルーンコンダクター』が最優秀賞に輝いた。24日、佐賀市の県聴覚障害者サポートセンターで表彰式があった。

 作品は手話通訳者を中心に、カラフルなバルーンが浮かぶ会場を優しく包み込むような構図。ワイドレンズを効果的に使い、審査員から「アングルや狙いどころを押さえていて、聴覚障害者とバルーンをテーマにしたコンテストに合致した作品」と評価された。

 バルーン会場でコンテストを知った砂子田さんは「主役にする機会がない手話通訳者を真ん中にする構図がすぐに浮かんだ」という。手話通訳者に関しては、例えばテレビ画面では隅に小さく映る程度で、「これでは高齢の方は手の動きが見えづらい」と気になることも多い。必要とされる人に伝わる工夫があるかなど「何か気づいてもらうきっかけになれば」と願う。

 コンテストには、大阪府や徳島県など全国から25作品が寄せられた。作品は1月末まで、同センターで展示する。

 特別賞と優秀賞は次の通り。(敬称略)

 審査員特別賞 森本悦子(大阪府)、辻田亜紀(佐賀県)▽優秀賞 寺井佳子(大阪府)、宮本泰弘(佐賀県)、北野幹尭(同)、利光未希(福岡県)、中島和次(佐賀県)

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