たすきを受け取り、勢いよく走り出す鳥栖工の3区森智哉=京都市内

懸命にゴールへ向かう鳥栖工のアンカー杉彩文海=京都市の西京極陸上競技場

 鳥栖工は1区西久保が中盤まで先頭集団に食らいつき、11位と上々の滑り出し。2区三俣が12位で踏ん張り、3区森も留学生ランナーがそろう中で区間9位の力走を見せたが、14位に後退した。

 4~6区は区間30位台が続き、順位を19位まで落としたが、最終7区の杉が区間7位の走りで18位に押し上げた。

「不完全燃焼」入賞遠く 

 入賞を誓った選手たちに、全国レベルの高い壁が立ちはだかった。昨年9位で8位に14秒及ばず、雪辱を期した男子の鳥栖工は、レース中盤から徐々に順位を落とし、18位でゴールした。古川昌道監督は「最初がよかっただけに不完全燃焼」と肩を落とした。

 順調な滑り出しだった。1区の西久保遼が11位でたすきをつなぐと、2区で主将の三俣友作も12位と踏ん張りを見せた。

 3区のエース森智哉は三俣が見えると大きく手招きした。「今年こそは俺が…」。昨年はアンカーで、相手の背中を近くにとらえながら入賞を逃した悔しさをこの一年間忘れなかった。たすきをもらって快調に走り出すと、懸命に集団に食らいつき、区間9位の走りで後につないだ。

 後半は粘りきれず、悲願の入賞からは遠ざかったが、1区の西久保は2年で、アンカーを務めた杉彩文海は1年生ながら区間7位とチームで最もいい区間順位でゴールした。古川監督は「1、2年生が頑張ってくれたのは収穫。彼らと来年さらに強いチームをつくって戻ってくる」と前を向いた。

 【鳥栖工の区間成績】

区間(距離)  選  手  区間成績  累  計

1区(10キロ)  西久保 遼 (11)30分10秒

2区(3キロ)  三俣 友作 (23)8分35秒 (12)38分45秒

3区(8.1075キロ)森  智哉 (9)24分36秒 (14)1時間3分21秒

4区(8.0875キロ)山崎 諒介 (32)24分40秒 (14)1時間28分1秒

5区(3キロ)  佐々木亮輔 (36)9分18秒 (16)1時間37分19秒

6区(5キロ)  武藤 圭汰 (39)15分33秒 (19)1時間52分52秒

7区(5キロ)  杉 彩文海 (7)14分41秒 (18)2時間7分33秒

 

 ▽男子成績 (1)佐久長聖(長野=中谷、服部、松崎、本間、富田、鈴木、山本)2時間2分44秒(2)倉敷(岡山)2時間4分11秒(3)仙台育英(宮城)2時間4分59秒(4)大分東明2時間5分0秒(5)一関学院(岩手)2時間5分20秒(6)浜松日体(静岡)2時間5分22秒(7)札幌山の手(北海道)2時間5分25秒(8)須磨学園(兵庫)2時間5分32秒(9)九州学院(熊本)2時間5分36秒(10)水城(茨城)2時間6分5秒(18)鳥栖工(佐賀)2時間7分33秒

 

 【男子区間1位記録】

 ▽1区(10キロ) 中谷雄飛(長野・佐久長聖)29分15秒

 ▽2区(3キロ) 服部凱杏(長野・佐久長聖)8分6秒

 ▽3区(8・1075キロ) チャールズ・ニジオカ(岡山・倉敷)23分11秒

 ▽4区(8・0875キロ) 本間敬大(長野・佐久長聖)23分28秒

 ▽5区(3キロ) 小野一貴(岡山・倉敷)8分41秒

 ▽6区(5キロ) 鈴木芽吹(長野・佐久長聖)14分20秒

 ▽7区(5キロ) 下舘真樹(岩手・一関学院)14分20秒

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