集団の中で競り合う清和の1区大久保麻紀(41番)=京都市内

懸命に走ってゴールする清和の渡辺夕奈=京都市の西京極陸上競技場

 清和の1区大久保は先頭集団から離されたものの、後方の集団で必死に粘って35位でリレー。2区山口が39位に後退し、3区山下藍は順位をキープした。4区山下花はラストスパートで1人を抜き、38位に押し上げた。

 5区はアンカー渡辺がそのまま順位を守ってゴールした。

序盤で勢い乗れず

 女子の清和は序盤から勢いに乗れず、無念の38位に終わった。順位は昨年と同じだったものの、タイムは46秒落とし、樋渡朋子監督は「選手たちの重圧を拭えなかった私の調整ミス」と悔やんだ。

 1区(6キロ)は3年連続でエースの大久保麻紀が担った。ただ、今年はけがで県大会の出場を見送り、九州大会で走ったのは4区(3キロ)。今季初めて挑んだ長距離区間に苦しみながらも「チームメートの顔が浮かんだ」と大久保。「みんなの分まで走らなきゃ」と懸命にたすきをつないだ。2~4区は1年の山口遥、山下藍、山下花音が担い、山下花は順位を一つ上げる粘りを見せた。

 不本意な結果に終わったものの、大久保は「全国での経験は大きい。来年に向けて気持ちを強くしてくれたら」と後輩たちにエールを送った。大久保に次ぐ3000メートル9分52秒のタイムを持つ山下藍は「次は私が都大路で1区を走る」と確かに思いを受け継いだ。

 

 【清和の区間成績】

区間(距離)  選  手  区間成績  累  計

1区(6キロ)  大久保麻紀 (35)21分12秒

2区(4.0975キロ)山口  遥 (41)14分26秒 (39)35分38秒

3区(3キロ)  山下  藍 (34)10分23秒 (39)46分1秒

4区(3キロ)  山下 花音 (36)10分19秒 (38)56分20秒

5区(5キロ)  渡辺 夕奈 (35)17分25秒 (38)1時間13分45秒

 

 ▽女子成績 (1)仙台育英(宮城=三浦、エカラレ、鈴木、武田、木村)1時間6分35秒(2)長野東1時間7分41秒(3)大阪薫英女学院1時間7分46秒(4)立命館宇治(京都)1時間8分30秒(5)筑紫女学園(福岡)1時間8分37秒(6)西脇工(兵庫)1時間8分46秒(7)興譲館(岡山)1時間8分55秒(8)神村学園(鹿児島)1時間9分4秒(9)世羅(広島)1時間9分26秒(10)諫早(長崎)1時間9分36秒(38)清和1時間13分45秒(佐賀)

 

 【女子区間1位記録】

 ▽1区(6キロ) 和田有菜(長野東)19分9秒

 ▽2区(4・0975キロ) ヘレン・エカラレ(宮城・仙台育英)12分25秒=区間新

 ▽3区(3キロ) 村尾綾香(大阪薫英女学院)9分40秒

 ▽4区(3キロ) 中島紗弥(大阪薫英女学院)9分22秒

 ▽5区(5キロ) 木村梨七(宮城・仙台育英)15分34秒

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