全体的には品質が高い秋芽ノリが目立った今季3回目の入札会=佐賀市の佐賀海苔共販センター

 佐賀県沖の有明海で養殖されている秋芽ノリは、最終入札会が24日あり、累計販売金額が前年を17%上回る74億3923万円となった。水温低下で生育に遅れはみられたが、ノリ網を外気にさらす「干出(かんしゅつ)」など管理の徹底で品質を上げて高値が付いた。

 累計販売枚数は、不作だった前年を8%上回る4億8493万枚だったが、平年の水準には届かなかった。

 県有明海漁協佐賀海苔共販センターで同日開かれた今季3回目の入札会は、販売枚数が前年比30%増の2億1972万枚、販売金額が同41%増の27億6683万円だった。平均単価は12円59銭で、高値は15円70銭だった。

 同漁協の担当者は「初摘みが近年にないほど質が良くて高値で取引され、量の少なさをカバーした。12月に入ってからは西南部海域で赤潮と少雨による栄養塩不足で色落ちがみられたが、全体的に海況が良かった」と総括した。

 冷凍網は27日に張り込み、来年1月6日から摘み取りが始まる。

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