表彰状を手に笑顔を見せる秋吉さん(中央)と谷嶋さん(右)。左は中谷日本政策金融公庫佐賀支店長=鳥栖市の鳥栖商高

 「第5回高校生ビジネスプラン・グランプリ」で鳥栖商高が最高賞に次ぐ優秀プランに贈られる「ベスト100」に選ばれ、21日、同校で表彰状授与式があった。情報管理科3年の秋吉茉侑里(まゆり)さん(18)と、3年谷嶋美空(みく)さん(18)が企業業情報アプリ開発を盛り込んだプラン「日本一小規模事業所の元気な街へ」で受賞した。

 日本政策金融公庫が主催し、全国385校から3200件を超す応募があった。2人のプランは書類審査後、「ベスト100」に県内から唯一選ばれた。

 2人は国の統計データから、鳥栖市内の企業の85%を占める小規模事業所約2700社の大半がホームページ(HP)を持っていなかったり、持っていても更新されていなかったりしていると推計した。

 そこで市内の小規模事業所に特化した企業情報アプリを開発。高・大学生やU・J・Iターンを考えている人たちにSNSで拡散させて就職を支援することで事業所を活性化し、地域の元気につなげる起業プランを立てた。

 アプリには業種別に事業所一覧を掲載して各事業所HPに飛べるようにし、HP内の情報は直接取材し、動画も添付して各事業所の情報発信を支援する。5年後までに215社を獲得し黒字化できるとした。

 中谷正一・同佐賀支店長は「着眼点が良かった。ビジネススキーム、価格設定、販売戦略も具体的で高い評価を受けた」と講評。2人は「収支計画が一番難しかった。学んだことをこれからに生かしたい」と受賞を喜んでいた。

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