日本の20世紀遺産20選に選ばれた有田の風景。歴史や文化を生かした地域活性化が期待される

九州電力玄海原発3、4号機再稼働への同意を表明した岸本英雄玄海町長=玄海町役場

町長原発再稼働に同意 玄海町

 岸本英雄玄海町長が今年3月、玄海原発3、4号機の再稼働に同意した。九電は来年1、3月の再稼働を目指していたが、国の審査や神戸製鋼所の不適切な製品が使われていないかの確認に追われ、3、5月にずれ込んでいる。

 町議選が9月24日に投開票され、新町議10人が決まった。前回無投票だったことを踏まえ、定数を2削減。現職7人と新人4人が争った。7期28年議席を守った共産党町議が高齢のため引退し、唯一、脱原発を訴えた候補は落選した。

 「玄海海上温泉パレア」の指定管理業者が9月、資金難を理由に契約期間を半年残して撤退した。12月議会では、町や取引業者の負債が計約2千万円に上ることも明らかに。指定管理を受託していた会社の破産により、回収のめどはない。現在は別会社が運営を引き継ぐが、施設収益が減収するなど課題も残る。

 3大ニュース

(1)岸本町長が原発再稼働同意

(2)新町議10人決まる

(3)パレア、指定管理者が撤退

町の景観20世紀遺産に 有田町

 日本の20世紀遺産20選」に、窯元や焼き物店が軒を連ねる有田町の景観が選ばれた。伝統産業の発展や観光の起爆剤にと期待する声が挙がる。ただ、昨年の日本遺産認定との連携など、歴史や文化を生かした方策はこれから。官民一体の協力で、町活性化への取り組みが待たれる。

 昨年の有田焼創業400年に沸いた窯業界。その取り組みを継承発展させる新組織「有田焼未来プロジェクト」が8月に発足した。窯元や商社、作家と観光関係者らが仕事の垣根を越えて話し合い、焼き物の魅力発信を続ける。

 北部九州各地に甚大な被害をもたらした7月の豪雨では、JRの上有田=有田間で土砂崩れが起き、ほぼ丸2日にわたって運休。40世帯87人が避難するなど、自然災害への備えの必要性を感じさせた。

3大ニュース

(1)日本の20世紀遺産20選に町の景観

(2)有田焼魅力発信へ新組織

(3)土砂崩れ、鉄道不通に

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