シンポジウムの参加を呼び掛ける好生館の中川原章理事長

 佐賀県医療センター好生館は、医学寮を創設した佐賀藩10代藩主・鍋島直正公の精神を広く知ってもらおうと、10日午後1時半から、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で第1回記念シンポジウムを開く。入場無料。

 好生館は天保5(1834)年、直正公が佐賀市八幡小路に医学寮を創立したことに始まり、幕末から明治にかけて相良知安らの優秀な医師を輩出。種痘の導入や医業免札制度の開設など、日本の医療をリードしてきた。

 シンポでは、第1部で東京理科大学副学長の浅島誠さんが生き物の多様性と人との関わりについて講演。人間国宝の井上萬二さんが「陶芸の道」と題して話す。第2部では、佐賀大学特命教授の青木歳幸さんが「幕末から明治期の好生館」、鍋島報效会徴古館主任学芸員の富田紘次さんが「トップリーダー鍋島直正公」をテーマに語る。

 好生館創立記念事業の一環。中川原章理事長は「直正公の先見性や功績を多くの人に知ってほしい」と聴講を呼び掛けている。問い合わせはシンポジウム事務局、電話0952(28)1195。

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