アイス原料の液体を縦長の成型する機械に流し込む小城中の生徒ら=小城市の竹下製菓

 小中学生がアイスクリームの開発に挑戦する「SAGAアイスアカデミー」の試作会が23日、小城市の竹下製菓(竹下真由社長)であった。小城中2年の4人が、アイスの仕組みを学び、考案した無色透明のアイス「theスケとるやん」を協力して作り上げた。

 同社の宇佐美麻衣子商品開発室次長を講師に迎え、水やジュースなどをマイナス20度に冷やす機械に流し込み、固まる寸前に棒をさしてアイス作りの工程や仕組みを学習した。

 その後、「theスケとるやん」の試作品製造に取りかかった。原料の砂糖などを混ぜたゼリー状の液体を完全に溶けるまで鍋で煮込み、縦長のアイスを成型する容器に入れて冷やした。完成したアイスは無色透明で、外側から棒の「はずれ」という文字が透けて見え、参加者は思わず「本当に透けとるやん」と驚きの声を上げた。

 商品を発案した一人の江頭遥菜さん(14)は、「自分のアイデアが形になって驚いた。商品化が楽しみだ」と声を弾ませた。

 「theスケとるやん」は開発段階で発売時期は未定という。宇佐美次長は「来年も生徒たちと話し合う機会を設けて、他に類を見ない独創的な商品にしたい」と話していた。

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