手作りカレンダーの原画を掲げるNPOわかばの利用者と学校関係者ら=鳥栖市役所

獅子舞や門松を配した1月のカレンダー

 仕事や地域活動を通して自立や共生社会の実現を目指している作業所「NPOわかば」(鳥栖市幸津町、森田紀男理事長)は21日、利用者が手作りした、温かで心のこもった来年の月めくりカレンダー350部を市立12小中学校に贈った。各学校では子どもたちに紹介した上で、すべての教室や職員室などで利用する。

 カレンダー製作は5年目で、作業所を利用している12人が月ごとに担当。布やスポンジ、松ぼっくりなど季節に合った素材をそろえて、4月から仕事の合間にこつこつと作ってきた。1月は碇大次郎さんが獅子舞や門松を、7月は山下美沙子さんが七夕を表現するなど月ごとに季節やイベントをデザインしている。

 市役所であった贈呈式では、4月の「入学式」をデザインした松雪聖(さとし)さん(36)が「わかばのみんなで作ったカレンダーの絵です。みんなで見てください」と手渡した。学校を代表して受け取った麓小の藤戸敏和校長は「皆さんの気持ちのこもったすてきなカレンダー。大事に使わせてもらいます」とお礼を述べた。

 カレンダーは700部を作製しており、弥生が丘地区などの独り住まいのお年寄りや基山町内の小中学校にも贈る。

このエントリーをはてなブックマークに追加