多くの外国人観光客も参加する鹿島ガタリンピック=6月11日、鹿島市の七浦海浜スポーツ公園

 有明海干潟に注目が集まり、地域資源の素晴らしさを考える1年になった。「鹿島ガタリンピック」がサントリー地域文化賞を受賞した。県内団体の受賞は18年ぶりで市民主体のユニークな大運動会が高い評価を得た。ガタリンピックを縁に生まれた韓国・高興(コフン)郡との友好結縁20周年記念式典が開かれる節目の年にもなった。

 タイからの観光客増加に沸く鹿島市でNHK佐賀発地域ドラマ「ガタの国から」が撮影された。タイの人気俳優や女優の上白石萌音(もね)さんら有名なキャストが続々と鹿島入りし、さわやかな青春ストーリーが完成した。

 7月の九州北部豪雨ではラムサール条約の登録湿地の新籠海岸に大量の流木が漂着した。家屋の柱のような角材や冷蔵庫などの家具が海岸沿いに流れ着き、沖では太い流木が漂い流されており、自然災害の恐ろしさを改めて示した。

 市政を巡っては、人口が3万人を切った。住民基本台帳を基に市がまとめる人口統計で2万9958人(3月31日現在)。「暮らしやすいまち」を掲げる市は地域社会への影響を緩和するため、定住促進や子育て環境整備などの施策の充実を進めている。雇用面では川島金属(本社・埼玉県)と進出協定を結んだ。

 市が誘致するスポーツ合宿には箱根駅伝で3連覇を果たした青山学院大陸上競技部が参加し、陸上教室を開いたことも話題となった。

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