犯罪被害者支援の推進計画について議論する有識者会議の委員ら=佐賀市の佐賀県自治会館

 犯罪被害者支援のための推進計画の策定に向けた有識者会議が20日、佐賀市の佐賀県自治会館で開かれた。関係機関の連携強化や相談窓口の明示など、実効性を高めるサポートの手だてを議論した。

 被害者支援ネットワーク佐賀VOISSの田口香津子副理事長ら6人が委員として出席し、県くらしの安全安心課が作成した素案をもとに意見を交わした。

 委員からは「中長期的にサポートするためには複数の機関が協力する必要がある」と、支援内容の引き継ぎなど連携の強化を求める意見が出た。被害者の相談窓口が周知されていないと捉え、役場の窓口に「犯罪被害者支援」と表示することや、広報や啓発の徹底を促す声も上がった。

 推進計画は、4月に施行された県犯罪被害者等支援条例に基づき策定される。会議の意見を反映し、来年2月のパブリックコメント(意見公募)を経て、3月の策定を予定している。

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