話し合った予算案をワークシートに書き込む生徒ら=佐賀市の佐賀大附属中

 佐賀大附属中(佐賀市)は20日、社会科実習の一環で福岡財務支局佐賀財務事務所と連携して国の財政の仕組みについて学ぶ授業を行った。3年生が財務大臣になったつもりで国の予算案を考え、日本の未来像について知恵を絞った。

 同財務事務所の白川祐一郎財務事務官を講師に迎え、生徒たちは班ごとにワークシートに税収63兆円、借金34兆円を合わせた97兆円の予算を「医療」「年金」「公共事業」「防衛」など8分野に自由に配分していった。

 配分案に基づく発表もあり、少子高齢化のために医療費予算を多めにすべきとする意見や、定年の年齢を引き上げて年金負担を減らすアイデアなどが出た。それぞれの発表を受けて、白川事務官の講評もあった。

 授業に参加した長沼耕大さん(15)は「予算ベースで国の将来を設計することで、課題や希望が見えてきた」と笑顔で話した。授業は「財政教育プログラム」と題して、合計4クラス約160人が参加した。

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