「義士茶会」では忠臣蔵の陣太鼓を思わせる茶入れ(手前)でもてなした=佐賀市の旧古賀家

 忠臣蔵で知られる吉良上野介と赤穂浪士を供養する「第42回義士茶会」(茶道宗徧流佐賀支部主催)が17日、佐賀市の旧古賀家で開かれた。県内外の茶道関係者ら約150人が浪士らをしのびながら茶を味わった。

 開祖の山田宗徧が吉良氏と交流が深かったことから、供養茶会を年末に開いている。濃茶、薄茶、香煎茶(ほうじ茶)でお点前を披露した。忠臣蔵の陣太鼓を思わせる形の茶入れを用いるなどして来場者をもてなした。

 同支部の前田宗芙支部長は「佐賀支部を創設した高取宗幽師が始めた茶会をこれからも続けていければ」と語った。2回目の参加となった鹿児島市の会社役員、寺師小百合さん(29)は「歴史事実に焦点を当て、40年以上続く茶会は珍しい。慌ただしい師走にほっと一息できた」と笑顔を見せた。

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