振る舞われたソバを食べる来場者ら=嬉野市塩田町の塩田コミュニティセンター

 嬉野市塩田町の自治組織「塩田コミュニティ」がそばやポン菓子を振る舞う催しが17日、同コミュニティーセンターであった。耕作放棄地対策として栽培したソバを、同コミュニティのメンバーで打って温かいそばを提供。近隣住民らが「おいしい」と舌鼓を打った。

 同コミュニティでは、住民アンケートで耕作放棄地が地域課題に挙がったことから、2015年にソバ部会を立ち上げ、そうした農地で栽培に取り組んでいる。今年は8人が1・2ヘクタールでソバを栽培し、11月に約300キロを収穫した。4月には熊本県大津町の仮設住宅で振る舞うなど、ボランティアにも取り組んできた。

 この日はそば打ちの中心メンバーである岸川和則部会長(69)らが朝から約100食分のそばを打った。岸川部会長は「塩田のそばは打つのが難しかったが、品種を変えるなどしてだんだん慣れてきた。そばそのものに甘みがあるのが特徴」と話した。

 催しでは米消費拡大を目的としたポン菓子の振る舞いもあった。子どもと訪れた栗山孝子さん(41)は「塩田でそばが作られているのは知っていたが、食べたのは初めて。モチモチしておいしかった」と笑みをこぼした。

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