ダイヤ改正について理解を求めたJR九州の青柳俊彦社長=福岡市のJR九州本社

 JR九州の青柳俊彦社長は19日、九州新幹線や在来線の運行本数を減らす来年3月のダイヤ改正について「現状考えるベスト。鉄道事業を永続させるため黒字化することが重要」として理解を求めた。

 福岡市のJR本社で開いた佐賀新聞などのインタビューに答えた。佐賀県を含む関係自治体に対し、ダイヤ改正発表前の11月中旬に概要を説明したことを明かし、「(説明の)手順は踏んだし、社長就任以来、効率化を言い続けてきた。(減便は)利用が少ない早朝や深夜、昼間で、ご迷惑をできるだけかけないようにした」と強調した。

 ダイヤ改正で佐賀県関係は7本の削減のほか始発や最終便の時間繰り上げなどがある。県から利便性の向上を図る運行にするよう要請を18日に受けたことには「コスト削減と同時に路線維持を考えている。地元の皆さんと真摯(しんし)に向き合い議論していく。(今回の改正を説明する)住民集会的なものは考えていない」と述べた。

 路線維持に関しては「交通ネットワークを維持するという意味。地域の方々がコストと利便性を考えて(路線を自治体が保有し、JRが運行を担う)上下分離、バス代替などいろんなやり方を検討し、方向性を決めてほしい」と語った。

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