復興への願いを込めながら麹造りに取り組み参加者=みやき町の天吹酒造

 東日本大震災の復興を応援する日本酒「絆伝心」の仕込みが19日、みやき町の天吹酒造で始まった。今年で7年目を迎えるプロジェクトのメンバーらが、東北復興への願いを込めながら麹(こうじ)造りの作業に取り組んだ。

 この日仕込んだのは、宮城県の生産者から贈られた幻の酒米「イセヒカリ」600キロ。参加者は蒸し上がった米を台の上で薄く広げて適温まで冷ました後、麹菌を振りかけ、1日ほど寝かせるために布で包み込んだ。

 プロジェクト責任者でNPO「地球市民の会」理事の西村一守さんは「東北の被災地のことを忘れていないという心を伝えるプロジェクト。この酒を飲むことで被災地を思い出すきっかけにしてもらえれば」と完成を楽しみにしていた。

 今年は720ミリリットル入り千本を製造する。この日仕込んだ酒は1月下旬に搾る予定で、しばらく熟成させた後、3月11日から県内の酒店などで販売する。売り上げの一部が被災地支援の資金となる。

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