ハンドベルの魅力を部員たちにインタビューする小野原睦さん=佐賀市の佐賀女子高校

久米詔子さんが作曲した「カリヨン」を演奏する部員たち=佐賀市の佐賀女子高校

 ハンドベルは本来「イングリッシュハンドベル」といい、約400年前、イギリスの協会で誕生。当時、協会の塔の上にあった鐘を鳴らす順番を組み替えることで朝のお祈りなどの時間を知らせる役割があり、電気のない時代に鐘を鳴らすのが大変という理由などから作られた楽器だという。

 ハンドベルリンガーズの結成は1992年。「簡単そうに見えるが、いい音を出すには時間がかかる」と指導者の久米詔子さん(51)。入部して最初に行うのは基礎練習の「ベル振り」で、きれいな音がきちんと鳴らせるようになるまで練習する。57個の音域を表現し全員が違う動きをするため、他部員のまねができない。久米さんは「協調性がないと演奏できないけど自立心もないと演奏できない」と難しさを語った。部長の古賀真世さん(18)は「演奏会で保育園に行って子どもの笑顔が見られた時がうれしい」と話した。

 キリスト教で生まれ人と争うことはしないハンドベルの世界で、ハンドベルリンガーズはコンサートや老人福祉施設への慰問演奏など活動している。今年は、23日17時から佐賀市の唐人町まちかど広場、24日13時と15時から佐賀玉屋で演奏する予定。

このエントリーをはてなブックマークに追加