来春開学に向けてキャンパス整備が進む西九州大看護学部=小城市小城町

 任期満了に伴う市長選が3月にあり、現職の江里口秀次氏が、過去の実績や大型公共事業の推進などの公約を掲げ、新人の女性候補に約6400票差をつけ、2005年の市制発足後からの市長の座を守った。しかし、小城町長時代から数えると6選となり、有権者の間では多選批判が強く、相次ぐ職員の不祥事により庁内ガバナンスへの不信などで投票率は42・81%と低調に終わった。

 市商工観光課長が、事務局長を兼ねていた市観光協会の役員改選に絡む登記の手続きで、役員の住民票を取得するため委任状を偽造していたのが10月に発覚した。その後、市の懲戒審査委員会の調べで、架空の事業をでっち上げ、予算を操作し、観光イベントの赤字分を穴埋めするなど不祥事が次々と分かった。前課長は停職6カ月の処分を受け退職。江里口市長も監督責任などを問われ減給処分になった。

 16年1月にオープンした小城町の交流施設「ゆめぷらっと小城」の追加工事費に絡み、市長選後の3月、不適切な事務処理で国に交付金772万円を返還する羽目に。この件で江里口市長は1カ月の減給処分になった。

 来年4月開学予定の西九州大看護学部が8月、文科省から新設の認可を受けた。定員は90人で、推薦試験には37人の枠に57人が志願し全員が合格した。

 2月に開かれた県内一周駅伝大会で、小城市は2位の佐賀市を59秒差の僅差でかわし、5連覇を達成した。

5大ニュース

(1)江里口氏、新人破り4選目

(2)前商工観光課長が不祥事

(3)追加工事費問題で補助金返還

(4)西九州大看護学部が認可

(5)県内一周駅伝で小城市5連覇

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