オランダハウスの計画について意見交換する参加者=佐賀市の旧佐賀銀行呉服町支店

 来年3月開幕の「肥前さが幕末維新博覧会」に合わせて佐賀市の旧佐賀銀行呉服町支店に設ける「オランダハウス」を紹介するキックオフイベントが18日、現地であった。芸術や文化を通じた交流活動や、佐賀とオランダに共通する水辺を生かしたまちづくりなど展開する取り組みを情報発信した。

 オランダハウスのディレクターを務める佐賀市出身の建築家西村浩さんは、オランダのアーティストが会期中に会場で制作活動して来場者と触れ合う機会を設けるといった事業の工夫点を説明。「オランダとの交流を佐賀の未来につなげていきたい」と強調した。

 駐日オランダ大使館政策オフィサーのバスヴァルクスさんは、母国で汚れた運河の水を改善させてきた歩みを紹介し、「生活と運河とのつながりを住民が見つめ直し、再生させた」と指摘した。イベントには約100人が参加し、会場そばの川に船着き場を設ける計画も披露された。

 オランダハウスは、幕末期に佐賀藩がオランダを通じて西洋の技術を取り入れてきた歴史などにちなんで開設される。県とオランダは連携・交流協定を結んでいる。

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