佐賀県有明海漁協の徳永重昭組合長らは18日、熊本市の九州農政局を訪れ、国営諫早湾干拓事業に関し、排水門を管理する長崎県に対して、小まめで均等な排水を行うよう、指導徹底を求める要望書を提出した。

 要望書は石井俊道九州農政局長宛て。(1)排水は北部・南部排水門から同時期、同量とし、ノリ漁期中は可能な限り毎日排出すること(2)特定地域の声で、排水方法が変更されることがないようにすること(3)排水予定情報は当日ではなく、事前に報告すること(4)堤防中央部からの排水能力の増強を図るため、ポンプを増設する-の4点を求めている。

 約1時間の会談は非公開。徳永組合長のほか、4支所の運営委員長、青年部の代表ら19人が訪れ、九州農政局は堀畑正純局次長らが対応した。農政局は漁協の要請を改めて長崎県に伝えることを約束したという。

 徳永組合長は「年末にかけて冷凍網出庫ができなかった昨年の二の舞いにならないよう慎重な対応をお願いした。まずはできることからやってもらえれば」と話した。

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