合唱組曲「唐津」を歌い上げる合唱団。壇上には子ども団員も登場した=唐津市文化会館

 合唱組曲「唐津」を歌う市民合唱団の定期演奏会の初回が17日、唐津市文化体育館であった。団員89人が唐津賛歌を堂々と歌いあげ、ほぼ満席の観客300人が長い拍手を送った。

 

 演奏会は2部構成で、1部は「まきばのこうし」や外国の民謡を、2部では合唱組曲「唐津」を歌った。組曲5章「裏町勘右衛話うらまちかんねばなし」では子ども団員も加わり、「富士より高っかばい鏡山」「そいかいどぎゃんしたと」と歌での掛け合いを披露。アンコールでは来場者と団員が一緒に唐津市歌を歌い、会場は拍手であふれた。

 歌う会は、昨年10月の公演を機に集まったメンバーを母体に今年1月に結成。月2回の練習を重ね、歌のレパートリーを増やしてきた。山浦五郎会長(79)は「団員全員がそろったのは今日が初めてだが、唐津市民だから歌に自然に気持ちが乗ってまとまっていた。今後も公演を続け、歌の裾野を広げていきたい」と顔をほころばせた。

 妻が団員という大浦昭治さん(72)‖唐津市‖は「声がよく伸びていて素晴らしかった。短い練習時間でこの完成度はすごい」と拍手を送った。

 曲は戦後日本を代表する作曲家の團伊玖磨と作詞家の栗原一登が1982年、市制50周年を記念して制作した。全8部からなり、歌詞には七ツ釜や鏡山、唐津くんちの「エンヤ」のかけ声などが織り込まれる。

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