好生館理事長に就任する桐野高明氏

 佐賀県は18日、任期満了に伴い退職する佐賀県医療センター好生館(佐賀市)の中川原章理事長(70)の後任に、東大名誉教授で元独立行政法人国立病院機構理事長の桐野高明氏(71)を起用する人事を発表した。来年4月1日に就任する。

 桐野氏は唐津市出身。東大医学部卒で、専門は脳神経外科。米国に留学後、帝京大医学部脳神経外科講師、同助教授、東大大学院医学系研究科脳神経外科学教授を経て、1999年に東大大学院医学系研究科長・医学部長に就任。2003年に東大副学長となり、国立国際医療センター総長なども務め、国立病院機構理事長を16年3月に退職した。

 好生館の理事長は法律や規定により、設立団体の長である知事が任命する。10年の地方独立行政法人移行に伴い、初代理事長に十時忠秀氏、中川原氏は14年から理事長に就いていた。

 中川原氏は鳥栖市の九州国際重粒子線がん治療センター「サガハイマット」を運営する佐賀国際重粒子線がん治療財団の理事長も務めており、専念することになる。

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