小城市の前商工観光課長(退職)による市観光協会の役員登記を巡る文書偽造や市の公金不正流用問題を巡り、市議会は18日、監督責任を取る形で市側が提出していた江里口秀次市長の減給10分の1(3カ月)の処分案を賛成多数で可決した。市長の減給処分案の可決は、5月の市民交流プラザ「ゆめぷらっと小城」の追加工事費分で国への交付金返還が生じた問題に続き今年2回目。

 討論では2人が反対、1人が賛成の意見を述べた。反対した議員は「15年にわたり商工観光行政に(前課長を)携わらせた任命責任も科すべき」と、処分案の軽さを指摘した上で「処分案発表後、文書偽造に協力した職員が新たに分かり、観光イベントの過去の会計調査も市長が約束したことから、新事実が判明するかもしれない」と、今回の処分は時期尚早と主張した。

 賛成した議員は「ここでいったん区切りをつけるべき」と述べた。採決の結果、賛成13人、反対8人だった。市長の処分は来年1月から3カ月間で、減給額は24万6900円になる見通し。

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