AI、IoT活用の戦略的包括提携を結んだ佐賀銀行の陣内芳博頭取(左)とオプティムの菅谷俊二社長=佐賀市のオプティム佐賀本店

 佐賀銀行(陣内芳博頭取)は18日、佐賀市に本店を置くシステム開発のオプティム(菅谷俊二社長)と人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)活用の戦略的包括提携を結んだ。銀行業務の効率化や顧客の利便性を向上させるシステムのほか、将来的に金融とITを融合した先進サービス「フィンテック」の開発も視野に入れる。

 第1段階では、AIカメラを使った振り込め詐欺防止や電話応対システムの実証実験を行う。スマートフォンの音声入力による議事録や営業報告書の作成、営業管理システムも開発する。第2段階では、AIやビッグデータを活用したマーケティング支援などフィンテックを含む独創的なサービスを研究。構築したシステムを全国で販売する。

 提携に伴い、佐賀銀行の社員2人、子会社の佐銀コンピューターサービスの1人が来年1月からオプティム本店に常駐する。

 佐賀大学の宮崎耕治学長の立ち会いの下、同大にあるオプティム本店で締結式を開いた。陣内頭取は「佐賀を豊かにできるように、互いの強みを生かして一緒にやっていければ」とあいさつ。菅谷社長は「厳しい金融環境の中、佐賀銀行は貸出金残高を年々伸ばしている強い銀行。地域密着型銀行の(次世代の)ビジネスモデルを共に作りたい」と語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加