参加者が思う「自分の好きなところ」を聞く下尾苑佳さん(左)=唐津市の旧唐津銀行

 幕末の藩校・弘道館を再現した「弘道館2」の3時間目講義が16日、唐津市の旧唐津銀行であった。唐津市出身で、タレント事務所ホリプロでマネジャーや面接、スカウトを担当してきた下尾苑佳さんを講師に迎え、「ありのまま学」をテーマに中高生ら16人が自分の魅力を見つめ直した。

 緊張をほぐすために、童謡「かえるの合唱」を歌うことから始まったワークショップは、「自分の好きなところ」「嫌いなところ」「花に例えるなら」など10項目を全員が一斉に大声で発表し合った。その後、紙に書き出して自分の長所や短所など考えを巡らせた。続いて、タケノコとキノコをモチーフにしたお菓子のどちらがおいしいかを討論。下尾さんは「自分のこだわりが何なのかを考えてもらいたかった」と取り組みの目的を話した。

 フリートークでは、「コンプレックスに思っていることも人から見たら武器になることもある」とアドバイスし、「自分のいいところを伸ばして。ありのままでよかとよ」と優しく語り掛けた。川合海音さん(18)は「自分に自信が持てなかったけど前向きにとらえられるようになった」と話した。

 「弘道館2」は、若者の人材育成を図ろうと来年開催の肥前さが幕末維新博覧会のプレイベントとして県が開いた。授業の内容は後日詳報する。

このエントリーをはてなブックマークに追加