綿島康浩さん(41)=綿島康浩陶工房 作品名=「黒三島大鉢」

■独自の三島作りたい

 綿島康浩陶工房の窯主綿島康浩さん(41)は、佐賀大教育学部図画工作専修科で窯芸を専攻し、さらに県立窯業大学校で2年学びました。嬉野市の窯元で10年にわたって研さんを積み、独立しました。

 武雄市若木町川古に自宅と窯を移築して3年目。場所はくぬぎの杜からさらに2キロほど山間部へ入った自然豊かな里山にあります。

 作品は三島、粉引、刷毛目(はけめ)、しのぎなどの技法を使った食器や茶道具、花入れ、土鍋など。三島は象嵌(ぞうがん)を施す技法で、花や幾何学文を彫った「印花」と呼ばれる印で文様を施し、白土を埋め込んでいます。綿島さんが得意とする技法で、花や幾何学文を彫った50種類以上の「印花」を駆使して独特の文様を生み出しています。

 「印花の素材もプラスチックを使ったりして既存の三島にない自分の三島を作りたい」と黒三島を独特の製法で制作しています。写真の作品は、「黒三島大鉢」。白い花文が黒の素地に浮かび上がる斬新な作品です。電話0954(33)0106。(地域リポーター・二宮幸枝=江北町)

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