ゴールする西部のアンカー・西野天葉=滋賀県希望が丘文化公園

 ゴールする東原庠舎中央校のアンカー・宮原稔季=滋賀県希望が丘文化公園

女子・桂(京都)V4、男子・白山(千葉)大会新

 第25回全国中学校駅伝大会は17日、滋賀県の希望が丘文化公園であり、佐賀県代表は女子(5区間12キロ)の鹿島西部が43分38秒で21位、男子(6区間18キロ)の多久中央が59分49秒で28位だった。女子は桂(京都)が41分21秒で4連覇を達成。男子は白山(千葉)が57分3秒の大会新で優勝した。

 県勢女子の鹿島西部は1区の松浦亜依が区間2位と好発進。その後順位を落としたものの、粘り強くたすきをつないでゴールした。男子の多久中央は2区諸田雄生が9人抜きの快走で4位に浮上し、3区副島伊蔵が8位でつないだが、後半に踏ん張れなかった。

 

エース松浦快走、1区2位 女子・鹿島西部

 2年ぶりの大舞台で全国トップレベルに駆け上がった。女子の鹿島西部は1区(3キロ)を担ったエースの松浦亜依が堂々の区間2位。2年前の全国大会でも1区を走り、そこから20秒タイムを縮める飛躍を遂げた。チームは21位でゴール。林良孝監督は「松浦が流れをつくり、全員が持てる力を発揮してくれた」とたたえた。

 松浦は先頭集団で上位争いを繰り広げた。5、6番手を走っていたが、「次に1秒でも早くつなげる」と残り1キロからラストスパートを仕掛け、1位と3秒差の10分16秒でたすきをつないだ。「1年生のころと違い、今は自分から積極的に前に行けるようになった」と振り返った。

 主将でもある松浦は、チームを盛り上げるため試合前に円陣を組もうと提案した。「最後まで諦めない」「仲間や自分を信じる」。選手それぞれが目標を確認し、士気を高めて本番に挑んだ。

 チームは徐々に順位を落としたものの、大崩れせず走りきった。松浦は「全国はレベルが高かったけど、全員悔いの残らない走りができた」と胸を張った。

男子・多久中央、粘り及ばず

 男子の多久中央は28位でゴールした。前半は入賞圏内に顔を出す場面もあったが、後半に失速し、矢川範昭監督は「予想通りの展開だったが、踏ん張りきれなかった」と悔やんだ。

 チームは3000メートル8分40秒台のエース園田勢と同50秒台の諸田雄生を1、2区に配置しスタートダッシュを図った。1区園田は13位とやや出遅れたが、2区諸田は「何としてでも前へ」と奮起し、9人を抜いて4位まで押し上げた。しかし勢いは続かず、その後は徐々に順位を落とした。

 主将の諸田は「結果は悔しいが、みんなと全国に来られて感謝しかない」と語った。

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