漏水や方針転換などで開業の見通しがたたない温泉保養宿泊施設「タクア」=多久市北多久町

 任期満了に伴う市長選が9月に告示され、現職の横尾俊彦氏以外に立候補の届け出がなく、6選が決まった。過去5期の実績とともに市立図書館の設置や、温泉保養宿泊施設「タクア」の再生などを公約に掲げていた。2015年の市議選に続き、「平成の大合併」後、県内10市では異例の二元代表制の選挙が連続して無投票で終わった。多選批判とともに、小城市との公立病院統合に伴う地域医療のあり方なども問われる中での無投票当選だった。

 改修費約18億円を投じ公設民営で再生計画を進めてきた温泉保養宿泊施設「タクア」(旧「ゆうらく」、北多久町)が、漏水や運営会社の事業方針の転換で来年2月に予定していた開業の見通しが不透明に。11月には運営スタッフなど約30人の内定を取り消した。市は当面、約1億円超をかけ大規模漏水対策工事を実施し、運営会社への補償費も検討している。

 欠陥エアバッグ問題で経営破綻し、民事再生の手続き開始を決定した部品メーカー「タカタ」の子会社「タカタ九州」(東多久町)も民事再生法の適用を受け、雇用と取引が当面守られることになった。

 多久市と武雄市を結ぶ県道多久若木線の女山トンネルが10月下旬、開通した。冬場の路面凍結などで峠越えによる交通事故の回避などが期待される。総工費は約54億円。

 東多久町納所出身の済木南希さん(28)が3月、長野県で開かれた「2017ミスワイン」に選ばれた。12月に、多久市役所を訪れ、横尾市長にワインの魅力を伝えた。

 

■5大ニュース

 

(1)横尾氏が無投票で6選

(2)タクア開業、見通し立たず

(3)タカタ九州民事再生法申請

(4)女山トンネル開通

(5)済木さん、初代ミスワインに

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