火災現場で人命救助して感謝状を受け取った谷川益忠さん(右)と忠光さん親子=伊万里・有田消防本部

 伊万里・有田消防本部は14日、火災現場に取り残された住人を救助した伊万里市東山代町の谷川益忠さん(80)と忠光さん(51)の親子に、感謝状を贈った。

 火災は11月23日午前11時すぎに発生した。谷川さん宅から60メートル離れた民家で、近所の人に「煙が出ている」と知らされ、急いで駆け付けた。そこには足の不自由な男性が住んでいて、2人は煙が立ち込める屋内に入って手分けして探し出し、忠光さんが背負って避難させた。

 その後、民家は全焼。男性は這(は)うこともできずに廊下に立っていたので、2人の助けがなければ、逃げ遅れていた可能性もあった。

 忠光さんは「避難した後すぐに火の手が上がって急に怖くなったけど、なんとかせんばという思いで家の中に入った」と振り返り、益忠さんは「当たり前のことをしただけ」と胸を張った。

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