交通労働災害の未然防止に向け、パンフレットなどが配られた=佐賀市の金立サービスエリア

 仕事中の交通事故による災害「交通労働災害」を減らそうと、佐賀労働局などが14日、佐賀市の金立サービスエリアで未然防止キャンペーンを実施した。休憩に訪れたトラック運転手らに対し、適正な走行計画などを呼び掛けるパンフレット200部を配った。

 パンフレットでは交通労働災害防止のガイドラインが示され、運転手に対する健康診断の実施や、荷主が事業者に対して無理な要求をしないことなどを記している。この日は、佐賀労働局と陸上貨物運送事業労働災害防止協会県支部から14人が参加し、運転手や一般客に声を掛けて手渡した。

 佐賀労働局によると、県内の労災による死者は、昨年までの5年間で計35人。このうち交通事故によるものが31%に当たる11人で、死亡原因の第1位だった。今年は11月末現在で8人が亡くなり、うち交通事故の死者が5人と高い割合で推移している。

 同局健康安全課の平川稔課長は「事業者は、運転手が無理をしないでいいような運行計画を立ててほしい。運転手の皆さんは、疲れたら休憩を取って」と話した。

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