菱の実を収穫する千代田中部小の児童たち=神埼市千代田町

 水田に栽培されている菱の実の収穫体験が15日、神埼市千代田町で開かれた。千代田中部小と千代田西部小の3年生や西九州大の学生、神埼和菱組合のメンバーなど約100人が参加し、多くの実を拾い上げた。

 郷土への愛着を育むことなどを目的とした「ふるさと学習」の一環で、昨年から地元の小学生を招いて実施している。長靴を履いて田んぼに入った児童たちは、「和菱見つけた」「和菱を取る職人になりたい」などと話しながら、土に埋もれる実を懸命に拾い集めた。児童たちは、収穫した実を乾燥・製粉する作業所の見学もした。

 千代田中部小の松尾美和さん(9)は「(菱の)とげが刺さって痛かったけど楽しかった。結構、たくさん取れたよ」と笑顔を見せた。神埼和菱組合の本村宣行組合長は「こういう体験はあまりできない。のびのびと作業を楽しんでくれてよかった」と話した。

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