災害支援協力調印式に臨んだ多良正裕町長(左)と和田滋統括部長=吉野ヶ里町役場

 吉野ヶ里町と地図の制作を手掛けるゼンリン(本社・北九州市)が14日、「災害時における地図製品等の供給等に関する協定」を結んだ。吉野ヶ里町役場で行われた協定締結の調印式で、多良正裕町長とゼンリン九州第一エリア統括部の和田滋統括部長が署名し、災害時の協力を誓い合った。

 同社は、協定に基づいて、災害時に利用する目的で住宅地図帳5冊や広域図5枚を提供。このほか、ネット専用住宅地図を閲覧できるIDとパスワードを無償で利用でき、災害緊急時にはゼンリン地図の複製を許諾する契約も結んだ。地図は情報が更新されるたびに最新のものと交換される。

 調印式で、多良町長は「災害が少ない町ではあるが、いつ起こるか分からない。いざというときには心強い協定を結んでもらえてありがたい」と感謝。和田統括部長は「九州北部豪雨の時には朝倉市で活用してもらうことができた。よりよい地図作りに努めていきたい」とあいさつした。

 同社は、全国416自治体(11月末時点)と同様の協定を締結しており、県内では小城市や佐賀市など4市1町と結んでいる。

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