今村温州みかん(提供)

 着果の不安定さや流通量の少なさから「幻の品種」といわれる。12月に収穫して完熟のため貯蔵し、温州みかんとしては最も遅い2~3月に出荷する。貯蔵中に甘みが凝縮され、糖度は13~14度と、一般的な温州みかんより数ポイント高い。

 江北町内では山口地区で約40年前から栽培が始まり、現在も約10人が生産する。県内では江北町、大町町のほか、近年は鹿島市、太良町などでも作り始めた。JAさがみどり地区では本年度、91トンの生産を見込む。出荷期には江北町の農産物直売所「だいちの家」などで販売するほか、町内の生産者は独自にジュースも製造している。

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