生産しているトマトジュースを紹介しながら山口祥義知事(左)へ受章を報告する水田強さん=佐賀県庁

 佐賀市富士町のトマト生産者で、公益社団法人大日本会の本年度農事功労者の緑白綬有功章を受章した水田強さん(64)が14日、佐賀県庁を訪れて山口祥義知事に報告した。ハウス栽培の完熟トマトをジュースに加工する6次産業化の取り組みなどを紹介し、「楽しめる農業を進めながら後継者育成につなげたい」と抱負を語った。

 水田さんは、11月に東京で開かれた表彰式で秋篠宮さまに生産内容などを説明したことを報告。子どもや若者を地元に招き、農業を通じた地域活性化の活動に力を入れており、県産の農産物や加工品で県内に観光客を呼び込む重要性を強調し、山口知事と意気投合していた。

 山間部の気候に適した生産技術を確立。加工部門の合同会社も設立して販路拡大につなげ、現在は県農業士会会長も務める。「地域に笑顔があふれると農業の課題も解決できる。受章を機に、消費者に生産者の思いがさらに伝わる農業を頑張りたい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加