井崎哲也さん

 15歳まで暮らした江北町は産炭地の記憶が強く、通学途中にあったボタ山もよく覚えています。地区対抗スポーツ大会もあり、ソフトボールの投手などで出場しました。秋に黄色く色づく山の景色も印象深く残っています。

 鉄道の思い出もあります。昔は佐世保と長崎それぞれから来たSLが肥前山口で連結し、16両もの編成で運行していました。3年前に母が亡くなるまで毎年1、2回は佐賀に帰っていましたが、昔と大きく変わったのは車窓からの景色の速さ。以前はもっとゆっくり楽しんでいました。

 手話狂言などを演じる日本ろう者劇団を立ち上げました。文化庁芸術祭賞などの受賞歴もあります。ろうあの子どもたちに、表現者としてもっと活動してほしいです。

 今後のまちづくりには、年配の障害者にとっての住みやすさという視点も不可欠です。江北町も福祉の観点でまちづくりを進めていると思いますが、さらに障害者にとって住みやすい町になればと願っています。(江北町山口出身)

このエントリーをはてなブックマークに追加