有明海再生を検討する佐賀県議会の有明玄海・環境対策等特別委員会は14日、県有明海漁協の幹部と意見交換した。諫早湾干拓事業に関連し、漁協側が潮受け堤防からの排水のルール作りなどを国や排水門を管理する長崎県に働き掛けるよう要請した。

 佐賀市の漁協本所で非公開で行われ、徳永重昭組合長らがノリの生育状況などを説明した。今季は品質が良くて高単価で取引されている一方、県西南部地区でノリの色落ちが出ていることを示し、「冷凍網の張り込みが当初計画から2週間遅れた昨季の状況になるのが懸念される」とした。

 潮受け堤防北部排水門からの3日連続の排水後に色落ちが始まった経緯も報告した。会合の後、徳永組合長は「連続排水後は淡水が混ざり合わず、必ず赤潮が発生している。小まめに、均等に、と再三お願いしていて、せめてルールを作るよう議会からも要請してほしい」と注文。特別委員会の川崎常博委員長は「知事がルール作りなどを表明していて、議会からもアクションを起こす必要がある」と語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加