東松浦郡玄海町の「玄海海上温泉パレア」で指定管理業務を受託していた会社が契約期間途中で撤退した問題で、町は14日、負債総額が約2千万円に上ることを明らかにした。引き継いだ別会社が減収になる影響も出ている。

 指定管理者だった有限会社ログポート(佐賀市)は資金難を理由に9月で撤退、10月から共立メンテナンス九州支店(福岡市)が受託している。町議会一般質問で脇山伸太郎議員が運営をただした。

 負債は9月初めに約1500万円と試算し、判明した水道・電気代などを加算した。町が把握した総額は約1975万円。内訳は町内9業者で287万円、町外41業者504万円、水道135万円、下水道86万円、入湯税161万円。電気代は九州電力に800万円程度未払いがある。

 脇山議員は「町の施設と信頼して取引した業者もいる」と町の責任を追及、岸本英雄町長は「民間同士の契約を行政が肩代わりすることは法律上できない」と答えた。

 月約600万円の収益は420万~490万円に減少した。レストランの営業を4時間短縮した他、送迎バスが差し押さえられて約80人参加のプール教室を中断したことが影響したという。

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