4年後に運転開始から40年を迎える九州電力玄海原発2号機について、立地する東松浦郡玄海町の岸本英雄町長は14日、町議会一般質問で「運転期間を延長するのが望ましい」と述べた。2021年に運転延長か廃炉かの選択を迫られる同機について、岸本町長が議会で運転延長に言及したのは初めて。

 中山昭和議員の質問に答えた。玄海2号機は1981年3月に運転を始めた。2011年1月の定期検査から停止している。原子炉等規制法は原子炉の運転期間を原則40年と定め、原子力規制委員会が認めれば1回限り20年を上限に延長できる。

 岸本町長は「規制委の審査に通ることが前提」とした上で、今後の電力の安定供給維持を理由に運転延長が必要との考えを示した。取材に対し「延長期間は10年ほど」とし、「動かしたい気持ちは九電も同じなのでは」と推測した。

 原子炉の新増設に対しては、国のエネルギー基本計画で30年時点の原発比率が20~22%に定められていることに触れ、「達成するため、今後、リプレース(建て替え)も強い選択肢になるのでは」と指摘した。

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