九州国立博物館の魅力を紹介する八尋智之主任研究員=鳥栖市立図書館

 2005年に福岡県太宰府市に開館した九州国立博物館(九博)の魅力を紹介する出前講座が9日、鳥栖市立図書館であり、八尋智之主任研究員が「九博は学校よりも面白く教科書よりも分かりやすい博物館を目指している」と映像とともに話した。

 

 八尋さんは九博が通常の展示だけでなく、体験型の展示や文化財の再現、週末の夜間開館などに取り組んでいることを例示。4500年前の火炎土器を3Dプリンターで複製したレプリカを参加者に触ってもらい、「触ったりにおいをかいだり五感で楽しめるゾーンもある。ぜひ実物に近いものに触れて感動を覚えてほしい」と、面白く楽しい博物館作りに尽力していることを強調した。建物やフロア構成などについても説明し、文化財を守るため、揺れを穏やかにする免震構造になっていることも紹介した。

 講演会は市民活動団体「四阿屋会(あずまやかい)」が設立5周年を記念して開いた。廣重次雄会長(70)は「博物館の裏側まで知ることができ、一層興味がわいた」と話していた

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