強盗対応訓練で拳銃を突きつけ、現金を要求する犯人役=伊万里信用金庫東山代支店

■緊迫の場面も「冷静に」

 伊万里市東山代町の伊万里信用金庫東山代支店(土本修史支店長)で7日、強盗対応訓練があった。犯人の特徴をよく覚えるために、やりとりに時間を稼ぐなど職員が冷静に行動した。

 犯人役の伊万里署員が窓口職員を記載台まで呼び寄せ、拳銃を突きつけて現金を要求。「早くせんか」「撃つぞ、こら」と怒鳴り、拳銃を床に向けて発砲する緊迫の場面となったが、職員は落ち着いて対応した。犯人が車で逃げた後、非常通報装置で駆けつけた伊万里署員に犯人の背格好や服装などの特徴、逃走車の車種やナンバーを的確に伝えた。

 犯人の間近で対応した馬場千尋さん(27)は、現金を詰めるよう命じられた際、金庫の鍵を開けるのにあえて時間をかけた。「訓練と分かっていても緊張したけど、頭の中は冷静になることを心掛けた」と振り返った。

 訓練には伊万里市内の金融機関の関係者約30人も参加し、地域全体で防犯意識を高めた。

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