■千代田庁舎活用で検討委

 神埼市議会の一般質問は1、2、5日の3日間あり、新庁舎建設後の千代田庁舎の利活用や王仁博士顕彰公園整備事業などについて13人が質問した。

【千代田庁舎の利活用】

 神埼市本庁舎の建て替えに伴い、千代田庁舎にある教育委員会や議場が本庁舎に集約される。千代田庁舎の利用法について問われ、高平増夫総務企画部長は今後、千代田町民を中心に検討委員会を設置する方針を説明した。これまでに実施したアンケートで図書室や多目的スペースなどの意見が多かったことも踏まえ「周辺の施設と連携しながら、さらなる発展に努めたい」と話した。

【王仁博士顕彰公園整備】

 公園のPR策について問われ、岸川俊介産業建設部長は「百済(くだら)門の建設や王仁博士が伝えた『千字文』を日本や韓国の方に1字ずつ書いてもらい、モニュメントを設置する。全国に例を見ない公園として発信する」と述べた。見込まれる効果については、「近年の県の調査で佐賀県を訪れる外国人は韓国が最も多いという。観光振興の一翼を担い、中学校間の交流の拠点にもなる」と答えた。

【林業と林地活性化】

 市の林業施策について問われ、小坂昇治産業建設部参事官は「市の森林面積は全体の約46%に当たる5800ヘクタール。うち7割がスギ、ヒノキなどの人工林で、その多くが標準伐期齢を迎えている。市は2024年度までの10カ年計画で約500ヘクタールの市有林の間伐を計画している」と答弁。昨度度以降79ヘクタールを間伐したという。松本茂幸市長は「建設を予定している脊振町複合施設などに木材を使用できないか思案している」と述べた。議員からは販路の拡大、循環型林業を進める必要性が指摘された。

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