米オスプレイに体験搭乗した池田副知事(左)ら県関係者=13日午後、熊本県益城町の陸上自衛隊高遊原分屯地

 佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画に関連し、佐賀県の池田英雄副知事ら県関係者が13日、熊本県内で実施中の日米共同訓練に参加している普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の米軍機に体験搭乗した。池田副知事は「不安を感じることはなかった」と感想を述べたが、安全性については防衛省に説明を求めている県の立場を繰り返し強調した。

 体験搭乗は、オスプレイの性能や有用性を知ってもらう目的で陸上自衛隊が実施した。副知事のほか、県職員4人と県議2人も参加。佐賀県関係の自民党国会議員3人や熊本県、防衛省関係者、報道機関など計39人が乗り込んだ。

 山口県岩国市の岩国基地から熊本空港に隣接する高遊原分屯地に飛来した2機に分乗した。陸自や参加者によると、米軍機は熊本空港の滑走路に移動後、プロペラが上向きのヘリモードで垂直に離陸し、阿蘇山周辺の約40キロをプロペラを横にして水平飛行する固定翼モードで飛んだ。飛行時間は約20分だった。

 搭乗後、取材に応じた池田副知事は「関心を持っていたモード切り替えは、いつ切り替わったか分からないほどスムーズだった。小刻みな揺れは常時あったが、大きな揺れや急な上下動はなかった」と振り返った。事故やトラブルの頻発を踏まえ「私自身の体感で安全性を立証したことにはならない」と述べた。古川康衆院議員は「モード変換もスムーズで一般的なヘリと比べてやはり速いなと感じた」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加