へらで引っかいて毛並みを入れていく中野霓林さん。シェパードや子犬の置物もある=唐津市町田の中野窯

 唐津焼の中野窯(唐津市町田)が、来年の干支(えと)「戌(いぬ)」の置物を作っている。「ワンランク上を目指し、ワンダフルな年にして」と思いを込める。

 今回はお座りしたビーグルの置物や、子犬をかたどった小さな香合など4種類を製作する。じゃれる子犬たちの置物は、4匹がそれぞれ違う表情を見せる。化粧土を厚く塗り、ふわふわとした毛並みを表現した。それぞれ4万5千~35万円。

 制作を一手に担うのは、三代中野霓林(げいりん)さん(67)。干支の置物を作って40年以上になるが、「上品な表情を作るのが難しい。手作りなので同じ表情のものはない」と話す。

 これまで約20人から注文を受けており、追加注文も受け付ける。問い合わせは中野窯、電話0955(73)8881。

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