国立大学協会(会長・里見進東北大学長)は8日、原則として全ての国立大の2次試験で、文系理系を問わず、難易度が高い長文記述式の問題を何らかの科目で全受験生に課すことを目指すとの改革案を発表した。1次試験に当たる大学入試センター試験を衣替えする新テストを巡って文部科学省は、国語で長文式と短文式の2種類の問題を出す案を示しているが、国大協は1次試験では長文式ではなく、短文式を全受験生に課す方向も示した。

 人員不足などの理由で、2次試験で長文式を独自に作問するのが難しい国立大については、(1)複数の大学で共通の2次試験用の長文式を作問する(2)新テストの長文式を、1次試験用としてではなく、2次試験用に使う(3)大学入試センターが、希望する大学に2次試験用の長文式を別に提供する-という3パターンの案も示した。

 国大協が示した案は、いずれも新テストの長文式を、1次試験としては扱わない内容となっており、文科省は新テストの活用を促したい私立大学や高校側からも意見を聞き、新テスト制度見直しを今後検討する。【共同】

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