無投票での4選が決まり、支援者に感謝を述べる秀島敏行氏=佐賀市本庄町の事務所

 12月も中旬に入り、2017年が暮れようとしている。県内20市町の主要ニュースをエリア担当記者が選び、さまざまな出来事があったこの1年を振り返る。

 佐賀市では、10月8日に市長選・市議選が告示された。市長選は現職の秀島敏行氏(75)が6月の市議会一般質問で出馬を正式表明した。対立候補を擁立する具体的な動きはないまま告示日を迎え、県都で38年ぶりの無投票当選となった。

 4期目には、マンネリ化を懸念する声もある。投票で示されなかった民意や市民の思いをすくい取る努力が求められる。

 JR佐賀駅周辺整備、バイオマス関連のニュースも続いた。佐賀駅前の西友佐賀店は来年3月末に閉店する。市中心部で「買い物難民」の問題が発生する懸念がある。西友駐車場では、地権者のJA佐賀市中央による民間ビル計画がある。本年度中に市がまとめる駅周辺整備計画に欠かせないポイントで、18年の動向が注目される。

 秀島市長が4選出馬の最大の理由に挙げたバイオマス関連でも動きがあった。民間の参入を促そうと、産学官による協議会を設立、市清掃工場北側では培養地拡大の計画が進む。一方、二酸化炭素の売却事業が見込みの3%にとどまっていたことが判明。情報公開請求に非公開としたことで、多額の市費を投じる事業への批判や疑問を生んだ。

 佐賀市営バスは、交通系ICカードnimoca(ニモカ)を導入。順調に利用者を増やしている。未就学児の発達障害療育支援所「クラスルームといろ」を市直営で運営する取り組みも目を引いた。

 

■5大ニュース

 

 (1)秀島氏が無投票4選

 (2)西友佐賀、来年3月末閉店

 (3)バイオマス事業を推進

 (4)佐賀市営バスがnimoca(ニモカ)導入

 (5)発達障害未就学児の療育支援所「といろ」を開所

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