東松浦郡玄海町の総務課長が区長研修の際にバス借り上げ料を水増し請求した問題で、岸本英雄町長は11日開会した定例町議会で謝罪し、自身と副町長に1カ月の減給10分の1を課す特別条例案を提案した。議員は具体的な再発防止策を求めたが、岸本町長は「12月議会終了後に職員会を開きたい」と述べるにとどめた。

 町執行部全員で頭を下げた。岸本町長は「背景には業務へのおごりと怠慢があった。私を先頭に町民の信頼回復と再発防止に努める」と誓った。

 4年間繰り返された不正に気づけなかった理由を議員から問われ、岸本町長は「私の監督不行き届き。役場内に怠慢な状況があり、規律が緩んでいた」と説明した。管理職にあたる管理統括監も減給すべきとの指摘には、「職員の代表として私と副町長が一括して責任を負うべきと判断した」と答えた。

 総務課長は係長だった2013年から16年の研修で計50万円を水増し請求し、差額を研修中のコンパニオン代などに使っていた。町は今月1日、課長を6カ月の減給10分の1の懲戒処分にしている。

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