保険窓口での暴力団などへの対処法を説明した県警の古賀寛孝警部=佐賀市

 暴力団などの反社会的な勢力への対応を学ぶセミナーが8日、佐賀市のほほえみ館であった。保険代理店の担当者など約70人が参加し、佐賀県警の担当者が保険窓口での適切な応対法を指南し、「付け入る隙を与えず、毅然とした態度で臨むこと」などと心構えを伝授した。

 講師を務めた県警組織犯罪対策課の古賀寛孝警部は、反社会的勢力が窓口を訪れた際の言動ややりとりを正確に記録することの重要性を指摘し、「相手も録音などをされてると、思い切った発言や要求ができなくなる」と勧めた。

 判断権のある組織トップとすぐに対面させずに、安易に書面などに署名をしないことの大切さを説き、「相手のペースで交渉が進まないように、時間を区切り、複数人で対応することが大切だ」と説明した。

 セミナーはあいおいニッセイ同和損害保険佐賀支店が主催し、暴力団員にふんした警察官が窓口を訪れ、対応を学ぶロールプレイング方式の訓練もあった。

このエントリーをはてなブックマークに追加