本戦出場を目指して力走する伊万里・西松浦地区予選会の出場者=伊万里市の国見台陸上競技場

雨の中、唐津・東松浦地区予選で競い合う選手たち=玄海町町民会館前

 「第71回東西松浦駅伝大会」(佐賀新聞社主催、唐津市・伊万里市・有田町の陸上競技協会主管、佐賀ダイハツ販売特別協賛)の予選会が10日、伊万里・西松浦地区と唐津・東松浦地区の2会場で開かれた。伊万里・有田消防本部と鬼塚地区体協がそれぞれトップ通過するなど、各地区の上位4チームが来年1月の本大会出場を決めた。

 

 伊西地区は伊万里市国見台陸上競技場、唐松地区は玄海町町民会館周辺道路で行われ、両地区ともに7チームが出場。各選手が5千メートルを走り、チーム上位8人の合計タイムで競った。選手たちは冷たい雨に打たれながらも、チームメートや家族の声援を受けて力走した。

 本大会は1月28日、有田町東出張所から唐津市の唐津神社までの8区間59・8キロを走る。前回大会上位10チームと予選通過8チーム、各地区の予選敗退チームでつくる選抜2チームの計20チームが出場する。

 

 =地区大会成績=

 

 【伊万里・西松浦地区】

(1)伊万里・有田消防本部2時間21分52秒

(2)二里町体協2時間22分23秒

(3)伊万里市役所2時間23分41秒

(4)山代町体協2時間24分47秒

=以上本大会へ=

(5)東山代町体協2時間27分03秒

(6)南波多町体協2時間30分0秒

(※松浦町体協は完走者が7人のため記録なし)

 

 

 【唐津・東松浦地区】

(1)鬼塚地区体協2時間23分03秒

(2)唐津市役所2時間23分28秒

(3)唐津市中部体協2時間27分27秒

(4)浜玉町体協2時間29分44秒

=以上本大会へ=

(5)肥前町体協2時間36分31秒

(6)相知町体協2時間39分42秒

(7)厳木町体協2時間59分05秒 

 

 

 ■シードチーム(前回大会上位10チーム)鏡体育協会、SUMCO伊万里、七山体育協会、伊万里中校区体育協会、有田町体育協会、玄海町体育協会、啓成中校区体育協会、青嶺中校区体育協会、大川町体育協会、唐津市消防本部

 

 

 

 

 伊万里・有田消防本部 総合力でトップ通過

 

 二里体協、新戦力で躍進狙う

 

 ○…伊万里・西松浦地区の予選会では、本大会で上位進出を狙う伊万里・有田消防本部が1位、二里町体協が2位と順当に勝ち上がった。

 伊万里・有田消防本部は前回の本大会で13位という不本意な成績に終わり、2年ぶり予選会からの出場となった。

 予選会のスタートは午前10時。仕事柄、夜勤明けの選手や急きょ出場できなくなった選手がいてチーム状態は万全ではなかったが、8番目の選手も18分台で走り、総合力でトップ通過を果たした。

 前田英樹監督は「各地区の体協から力のある選手を預かっているので、シード獲得(10位以内)は当然という状態まで仕上げ、本戦に臨みたい」と気を引き締める。

 一方、前回大会12位で「敢闘賞」を手にした二里町体協は、今年2人の新戦力を加えてさらなる躍進を狙う。 

 チームは「大会のダークホースになる」と意気込んでおり、半年前から合同練習をしている。大宅弘幸監督は「トップ通過を狙っていたので悔しさの方が大きい。気合を入れ直したい」と話した。

 

 

 鬼塚体協 新戦力がけん引、トップ

 

 ○…唐津市陸上競技場が改修中で、玄海町町民会館周辺ロードに会場を移して開かれた唐津・東松浦地区予選会。冷たい雨が降り、折り返し点を5度もターンするなどタイムロスが発生しやすい状況の中、鬼塚地区体協が前回から4分以上縮めてトップ通過した。

 新戦力がけん引した。チームトップ16分25秒の美間坂斎選手(29)は引っ越しで新加入。前回大会は鏡体協で出場し、1区区間賞でチームの優勝に貢献している。今回が初出場だった唐津工高駅伝部出身の山口晃良(19)もチーム3位と健闘した。

 前回の本大会は15位。膝の故障で予選を欠場したエース宮崎良成選手(37)が間に合えば、戦力アップがさらにタイムにつながる。松本建男監督代行(67)は「長い距離が計算できるようになった。本大会では10以内のシード権を取りたい」、山口選手は「新人賞を狙っていきたい」と力を込めた。

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