トヨタ紡織九州-トヨタ車体 後半24分、トヨタ紡織九州のCB金東〓(吉を横に二つ並べる)がシュートを決め、26-25と勝ち越す=広島市の中区スポーツセンター

トヨタ紡織九州-トヨタ車体 後半、自陣で相手と競り合うトヨタ紡織九州のPV酒井翔一朗(左)とLB八巻雄一(右から2人目)=広島市の中区スポーツセンター

 「君たちが勝つのはまだ早い」-。まるでそう言われているような終盤の展開だった。トヨタ紡織九州レッドトルネードは3位のトヨタ車体に26-27で逆転負け。立ち上がりから思惑通りの試合運びを見せながらも、最後は相手の勝負強さに屈した。

 韓国代表のCB金東〓(吉を横に二つ並べる)、LB朴永吉らの得点で3点リードして迎えた後半残り15分。チームは速攻を封じて逃げ切ることを選択したが、思い通りにはいかなかった。

 「守備優先の姿勢が、攻撃でも気持ちを後手に回してしまった」とベテランのRW鈴木済。チームは直後のPV酒井翔一朗の反則退場で流れを失うと一気に失速。畳み掛けてくる相手に対し、後手後手の対応で残り2分に逆転を許すと、最後にLB田中大斗が放った同点シュートも相手GKの左手に阻まれた。

 石黒将之監督は「互角の試合運びだったのに、攻めの姿勢を最後まで貫けなかった」と反省。勝ちきるために何が必要か、必死に模索する様子で次戦の地・愛媛に向かった。

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